Adenau | GT3 | Volume 3


 

PORSCHE 997 GT3 Circuit Attack Program Volume 4

2008年12月24日、PORSCHE 997 GT3 Circuit Attack Program Volume4。

今回は997GT3用BILSTEIN(PASM対応)のテストでFSWに行って来た。Adenauのデモカーは07モデルで純正装着のショックは正直、とても硬い印象を受けたが、このBILSTEINは街乗りでの印象はとにかくマイルド。この街中ですら乗り心地が素晴らしいショックがサーキット走行ではどのような仕事をするのか、大いに興味があった。今回のテストはこのショックに関しては国内初の業者立会いのテストでもあった。


1回目の走行は走行車両の少ないS4という枠での走行だった。この1回目の走行では、ストリートアライメントでPASMのノーマルモードとスポーツモードの比較を行いながら、タイムアタックを行った。

まずは、ノーマルモードで走りだしてみると、とにかくマイルドで、車のロール量もそれなりに大きいのだが、サスペンションがよく動いてしっかりとタイヤに荷重を移してくれるので、とにかく乗りやすかった。ブレーキング時の安定感も素晴らしく、非常に安心してFSWを攻める事ができた。

それに対して、スポーツモードは途端にハードな傾向に行き過ぎている感が強かった。タイムこそ、スポーツモードの方が良かったが、リアの動き、滑り方がとてもピーキーで、ストレート以外、息をつく暇が無い、という感じだった。もちろん、これはノーマルモードに対しての比較であり、純正装着されているショックよりかは、扱い易い。

ノーマルモードとスポーツモードはキャラクターが全く異なるので、スイッチ一つで大きく様変わりする車を望んでいる方には満足行く商品だと思う。

1回目の走行ではリアのグリップ不足を感じていたので、インターバルでリアの車高を5mm落とし、リアキャンバーも少しネガ方向に振って、コーナーリング中にどのような動きをするかを、2回目の走行で見る事にした。


走行2回目。この走行はNS4という走行台数が非常に多い枠での走行だったため、クリアラップを取るのは非常に難しい状況だった。この走行ではタイムアタックというよりも、リアの車高を落とす事によって、車がどのように変化するのかを見極める事に重点を置いた。結果からいうと、リア車高を落とし、キャンバーを付けてしまう事により、リアのグリップは車高を落とす前よりもはるかにグリップダウンしてしまった。ブレーキング時や100Rなどの比較的長いコーナーの中でリアの落ち着きが無く、常にステアリングやアクセルの修正が必要だった。

FSWを安心して攻めて行くには、リア車高を下げ、リアキャンバーを付けていく事は、もしかしたら有効策では無いのかも知れない。


Best time 1:54:387

今回はBILSTEINのショックがどのような動きを車にもたらすのかを試す機会だった。タイム的には1回目の走行で出したものがベストとなったが、単独で走行するチャンスがもう数周あれば確実に53秒台には突入していただろう。

しかし、今回はタイムよりもBILSTEINのショックの特性と、どのようなアライメントがこのショックに適しているのかを理解する事ができ、非常に有益なテストとなった事は間違い無い。また、今回も前回から引き続き使用したPFCのブレーキキットが活躍してくれた。PFCのパッドとローターの組み合わせは本当に素晴らしい制動力を発揮し、高温になってもフェード等の熱害による操作困難な状況に陥る事は皆無だった。


PORSCHE 997 GT3 Circuit Attack Program

Volume 3 マシン仕様

リアウィング

RS model

フロントスポイラー

Cup car model

BS RE55S used

タイヤ

レイズ

ホイール

PFC

ブレーキパッド

Fr : PFC Rr : 純正ローター

ブレーキローター

BILSTEIN

ショックアブソバー

空気圧 : (窒素)Fr 2,0   Rr 2,3
アライメント : ストリートアライメント
ベストタイム時のガソリン残量 : 3/4


CIRCUIT ATTACK MOVIE
 

Menu